先月の衆議院議員選挙を受けた特別国会が11日召集され、富山1区に立候補して比例・北陸信越ブロックで復活当選した立憲民主党の山登志浩議員が初登院して意気込みを語りました。

召集された特別国会。午前8時に国会の正門が開くとー

記者「県関連の議員たちも、それぞれの思いを胸に次々と登院しています」

比例代表・北信越ブロックで初当選した立憲民主党の山登志浩議員も、緊張した面持ちで登院しました。

そのおよそ45分前ーー

立憲民主党 山登志浩議員
「青がメインだったので私」

山議員は、議員会館でネクタイを選び登院の準備をしていました。

立憲民主党 山登志浩議員
「スカイブルーでさわやか、すがすがしい、私にぴったりの色だと、勝手に自覚しています」「人生のターニングポイントって言ったら言い過ぎかもしれないけども、記念日だと思って」「大勢の皆さんに支えていただいていることに感謝して、しっかりと国会議員活動、やっていきたい、そんな思いでおります」

そして、午前8時45分ー

国会議事堂に深々と頭を下げて初登院。早速行ったのがSNSでの発信です。

立憲民主党 山登志浩議員
「新しいこと、どんどんやっていかないきゃいけないんでね」

今回の衆院選で立憲民主は改選前より50議席伸ばし、148議席と勢力を大きく拡大。そのうち25人が初当選です。

山議員は、富山県内では初の立憲民主の国会議員として国政の第一歩を踏み出しました。

立憲民主党 山登志浩衆議院議員
「すごいバッチだなと思います。皆さんから支えていただいた結果、お預かりした議席ですので、選挙が終わったからと言って、政治とカネをめぐる問題がチャラになるわけではありません」

「今回の選挙の最大の争点は政治とカネを巡る問題でしたので、きちっと当事者に説明責任を果たすように求めるとともに、再度の政治資金規正法の改正これを野党各党連携して進めていきます」

「市民のみなさんのお声が、力の源泉です。市民のみなさんの声を直接国会にぶつけて政治を変えていきます」

一方、今回の衆院選で738票差で小選挙区の議席を守り5期目を迎えた自民の田畑裕明議員は正午前に国会議事堂へ。

自民党 田畑裕明議員
「富山市民の皆さん方のご付託をいただきまして、大変な緊張感をもって、きょうは登院いたしました」

収支報告書への不記載など自らに「政治とカネ」を巡る問題があった中で「信頼回復」を繰り返し訴え再選を果たした田畑議員。

政治改革に取り組みたいと改めて決意を語りました。

自民党 田畑裕明議員
「中堅議員として、国民目線で、やはり政治資金の透明性・また見える化、こうしたことでですね。信頼できる制度づくりに、まずは着手したいと考えております」