2期7年7か月にわたり、氷見市の舵取り役を担ってきた林正之市長が8日付けで退任です。
すい臓がんの治療に専念するため、8日に任期を終え退任の日を迎えた林市長。退任式で職員に別れの言葉を述べました。

氷見市 林正之市長
「必ずや健康を取り戻し、いつかまた、いち市民の立場で、皆様方とともに市政の課題に協力できるよう努力してまいる所存であります。氷見の良さを全国に、そして世界に発信をして、賑わいと活気のある氷見市になるようオール氷見で心を一つにして一丸となり、取り組んでいただきたいと切に願っております」
林正之市長は67歳。元日に起きた能登半島地震の後は、専門分野である防災や土木の知識と経験を活かし先頭に立って復旧をけん引してきました。

林市長は氷見市役所の玄関前に集まった大勢の市民と職員らに感謝の言葉をかけてまわり、温かい拍手で見送られながら市長としての仕事を締めくくりました。

林市長は退任後は治療に専念し、体調が回復すれば出来る限り市政運営に協力していきたいとしています。
「みなさん本当にありがとうございました」

氷見市では9日から菊地正寛新市長が氷見市政の運営を担います。










