難病を克服したタレントの友寄蓮さんが5日、高校生に献血の大切さを訴えました。
タレント 友寄蓮さん
「闘病中は100回以上の輸血に救われました」
富山市の富山第一高校で5日講演を行ったのはタレントの友寄蓮さんです。

友寄さんは高校2年生の時、10万人に1人が発症すると言われている “急性リンパ性白血病” と診断され、およそ1年4か月間にわたる抗がん剤治療と輸血を経て回復しました。



5日は高校生を前に闘病中の経験や献血の重要性などを訴えました。
タレント 友寄蓮さん
「なんとなく身体が寒くて震えてしまう。そんな状態だったのが、輸血をすると、だんだんと身体がぽかぽかと温かくなってきて、感覚で何となく全身に血が巡っていくのが分かるんですよね」


日本赤十字社によりますと、国内では1日およそ3000人の患者が輸血を必要としている一方、10代から30代の献血協力者は、この10年でおよそ30パーセント減少しています。

このまま少子高齢化が進むと、血液の安定供給ができなくなると言われていて、友寄さんは特に若い世代の献血を呼びかけていました。
タレント 友寄蓮さん
「日常の中に献血バスとかかが目に入ったときとかに、やろうっていう風に思っていただけたらなと思っています」












