秋の味覚、ベニズワイガニ漁が2日解禁され、今シーズン初めて新湊漁港に水揚げされました。
初日は海が荒れ漁船が1隻しか出なかったため、初競りにかけられたのは例年の4分の1程度の680匹で浜値も例年の4倍ほどと高くなりました。
記者:
「どうですか。ことしの初競り」
仲買人:
「高いね」
仲買人:
「いつもの5倍もしてますよ。おそろしいくらいですよ」
それでも新湊漁協が、品質を認めた証である赤色のタグが付けられた上質のカニは16匹。そのうち最上級のブランドガニ「極上・高志の紅ガニ」の水揚げは2匹で、仲買人の注目を集めていました。
カニ釣り漁船 翔冠丸 尾山憲活さん:
「コロナもだいぶん規制緩和されてきて、観光客のみなさまも遊びに来てくれていらした時は、おいしいカニを食べていただきたいと思います」
ベニズワイガニ漁は来年5月中旬までで、11月末から来年1月ごろの冬場に最盛期を迎えます。