台風10号は1日午前、東海道沖にあってほとんど停滞しています。台風はこのあと東海道沖から本州に上陸、北上しながら夜までに熱帯低気圧に変わり、2日は富山市付近を経て日本海に進む見込みです。

気象庁によりますと台風10号は1日午前9時には東海道沖の海上にあってほとんど停滞しています。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

▼台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、 12時間後の1日午後9時には尾鷲市の東約50キロの半径75キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1002ヘクトパスカルが予想されます。

台風10号の進路予想図(1日午前9時)気象庁HPより

▼24時間後の2日午前9時には富山市付近の半径120キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1006ヘクトパスカルが予想されます。台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。

【拡大図】台風10号の進路予想図(1日午前9時)気象庁HPより

引き続き、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。