能登半島地震で大きな被害を受けた石川県能登町の避難所などで、被災者の健康管理などを行った県の保健師が福島に戻り、被災地の状況を説明しました。

風間聡美専門保健技師「(避難所は)とても寒い状況になっていて、高齢者は何枚も毛布や布団をかぶって休んでいる、そういうところに1人1人声をかけた」

報告を行った2人は、避難所での被災者の健康チェックのほかに、新型コロナやインフルエンザなどに感染した人が多い地区では、感染を拡大させないために助言などを行ったということです。

風間聡美専門保健技師「全身を見ないと気づけないことがあったりとか、定期的に保健師や医療チームが個別にこまめに健康観察していくということがしばらくは必要だと感じた」

県はこれまでに保健業務にあたるため9人を派遣していて、1週間交代で活動を行い、2月末まで派遣を続ける予定です。