福島県いわき市では12日、人が川に流されたことを想定した水難救助訓練が行われました。
訓練は、ゲリラ豪雨などによる川の増水や水遊び中に事故が起きた場合に備えて毎年この時期に行われていて、12日は警察や消防などから27人が参加しました。
参加した署員たちは、ロープやボートを使って川に流された人を救助する場合の手順や体制などを確認していました。
【勿来消防署・緑川馨副署長】「今年は南警察署と合同で訓練することにより、災害現場でのさらなる連携強化が目的です。市民の方を必ず救出できるように日々訓練に励みたいと思います。」
いわき市ではおととし16件の水難事故が起きていて、14人が救助されています。
警察や消防は、海や川で遊ぶ際は天気の急変などに十分注意するよう呼びかけています。
【もし溺れたら?ポイントは“浮いて待つ„】