現在も一部地域で避難指示が続く葛尾村では2日、二十歳の門出を祝う式典が開かれました。

原発事故の影響で現在も一部地域で避難指示が続く葛尾村では、成人式に代わる「二十歳の集い」を毎年、多くの人が帰省するこの時期に開催しています。

式には、震災当時小学1年生だった9人が出席し、参加者を代表して郡山市の大学に通う志賀小春さんが社会人としての決意を新たにしました。

志賀小春さん「私たちが新社会人として子どもたちが心から笑い合える世界を目指し微力だが努力していかなければならない」

参加者たちは、写真を撮るなどしてふるさとでの友人との再会を喜び合っていました。