福島県の内堀知事は25日、年内最後の定例会見に臨み「福島の復興が着実に進展した年だった」と一年を振り返りました。

内堀知事は年内最後の定例会見で、今年一年を象徴する漢字一文字を選びました。

内堀知事「今年の漢字は『日』であります。」

新型コロナの5類移行で「日常」を取り戻したことや、処理水の海洋放出は「日本全体」の問題であること、そして大雨災害を受けて「日頃の備え」があらためて大事なことなどを挙げました。

また、すべての復興拠点区域で避難指示が解除されたことなどをあげ「復興が着実に進展した一年だった」と振り返りました。

一方で、中国など一部の国と地域で、日本産水産物の輸入規制が行われるなど、困難も多い年だったと話しました。そして、来年に向けては…。

内堀知事「県民の皆さん1人1人が将来に夢や希望を持ち、豊かさや幸せを実感することができる、福島の未来を創りあげるため全力で挑戦を続けていく」

内堀知事は「挑戦」を掲げ、一年を締めくくりました。