24日、京都市で全国高校駅伝が行われ、福島県代表の学法石川は男子が17位、女子は16位に終わり、目標の男女アベック入賞はなりませんでした。それでも、男子は増子陽太選手が1年生ながら、1区で区間5位に健闘。続く2区の齋藤一筋選手(3年)が区間4位の快走で、一時トップを奪うなど大きな見せ場をつくりました。

13年連続15度目の出場となった学法石川の男子は、1区(10キロ)に去年の中学生日本一、1年の増子陽太選手を起用しました。

増子陽太選手 10月・福島県高校駅伝

増子選手は1年生ながら、各校のエース級が揃った1区で先頭集団でレースを進めますが、ペースアップした7キロ過ぎから徐々に先頭から遅れます。それでも、粘りの走りを見せ、トップと18秒差の5位と健闘。流れをつくり、2区の3年・齋藤一筋(いちず)選手にたすきを渡します。

齋藤一筋選手 10月福島県高校駅伝

齋藤選手は、2区(3キロ)で積極的な走りを見せ、4人抜きの快走。区間賞と3秒差の区間4位で、第2中継所手前でトップに躍り出ます。

しかし、3区(8.1075キロ)を任された馬場アンジェロ光選手(3年)が、区間44位と21位まで順位を落とすと、その後は少し順位を上げますが、17位でフィニッシュ。3年連続の入賞はなりませんでした。

一方、11年連続11度目の出場となった女子は、1区で1年の湯田和未(なごみ)選手がトップと30秒差の区間12位につけますが、その後はなかなか順位を上げられず、アンカーの山田桃子選手(3年)が16位でゴールしました。女子も目標の入賞はなりませんでした。