発展が期待される次世代の航空産業で活躍する人材を育てようと、エアレースパイロット室屋義秀さんの講演会が開かれました。

福島県が主催したこの「イノベ技塾」は、空飛ぶクルマなど、今後市場拡大が期待される航空産業で活躍する人材を育てようと開かれました。

講演会には、エアレースで世界一に輝くなど第一線で活躍する室屋義秀さんが招かれ、同じレースチームで共に世界一を目指して戦うレクサスの技術者と一緒に、様々なチャレンジをしてきた経験を披露しました。

室屋さん「やるぞとチームが集結して熱い燃えるチームになった時、ゾーンという状態にチームが入る。何回も経験してきた」

室屋さんは、レクサスと共同で6年前から技術開発に取り組み、室屋さんの骨格や筋肉のデータなどをもとに、パフォーマンスを最大に発揮できる操縦席のシートを作るなど、世界一になるための様々な挑戦を続けてきました。

会場には県立テクノアカデミーでものづくりを学ぶ若い学生たちが集まり、室屋さんは学生たちに「新しい領域へ挑戦するには自分の可能性に自分でフタをしないことが大事。視野を広くしてチャンスを逃さないでください」と励ましました。