暖かな日差しを浴び、金色に輝くイチョウ。福島県喜多方市にある新宮熊野神社では、樹齢800年以上、高さ37メートルにも及ぶ大イチョウが色づき、いま見頃を迎えています。そして、散った落ち葉はまるで敷き詰められた黄色いじゅうたんのように。

境内には多くの人が訪れ、拝殿として平安時代に建てられた国指定重要文化財の「長床」とイチョウのコントラストを楽しんでいました。

会津若松市の男性「会津で見ても一番ここが大きいし、ものすごくきれいな色になるから」

会津美里町の子ども「黄色いところがきれい!」
母親「イチョウがすごく黄色で(七五三の)着物を青にしたので、すごく映えたので良かったなと思います」

今年は暑さの影響で2、3日ほど見頃が例年より遅れましたが、いつもの年よりも鮮やかな黄色に色づいたということです。長床の大イチョウ、夜のライトアップは21日までですが、見ごろは12月上旬まで続きそうです。