13連覇目指す男子は好記録連発

一方、13連覇を目指す男子には、今年期待のルーキーが加入しました。去年、全国中学陸上の3000メートルで日本一に輝いた鏡石中出身の増子陽太選手です。

学法石川・増子陽太選手「学法石川に入ってスピード力が付いた。しっかり練習をこなすことができて、すごい気持ちよく走れている」

今年は、1年生ながらインターハイの5000メートルに出場。さらに、10月に開催された国体では、同世代が出場する少年男子B3000メートルで優勝を果たし、高校初めてのタイトルを獲得しました。

増子選手「どの区間に配置されても、最善を尽くして区間賞を目指して頑張りたい」

7人でつなぐ駅伝では、3年生の存在が特に重要視されます。今年チームの主軸へと成長した一人が、馬場アンジェロ光(こう)選手です。普段は控えめな性格ですが、練習になると積極的に先頭に立ち、背中でチームを引っ張ります。

学法石川・馬場アンジェロ光選手「今回は誰も今まで(県高校駅伝を)走っていないので、自分たちの代で都大路に行って、今までの過去最高順位を全員で叩き出したい」

9月の記録会で好記録が連発した男子は、この日の練習でもハイレベルなペース設定でこなしました。

学法石川・男子

松田監督「(今の3年生は)試合には恵まれなかったが、本当にここにきて力をつけてきたので、あとは経験さえしっかり積めば全国で戦える」