さわやかなそよ風に揺られながら咲く白い花。喜多方市ではいま、可憐なソバの花が見ごろを迎えています。
平岡沙理アナウンサー「とても小さくてかわいらしいお花。これだけでもすごくきれいなんですが、見てください。たくさん集まると圧巻です。まるで真っ白なじゅうたんのようですよ」
およそ30ヘクタールの広大な敷地に広がるソバ畑。喜多方市の駒形地区では、わせ種の夏ソバが純白の花を咲かせています。
一般的には秋に見ごろを迎える花ですが、こちらの地域では夏も「新ソバ」を楽しめるよう、毎年4月下旬から5月上旬に種をまき、7月中旬に収穫されています。今年は寒い日が多かったため、開花は数日遅れましたが、現在の生育は順調だということです。
会津駒形そばの会の大堀英雄会長は「ソバの花がよく育っていて、いまが一番見ごろなのでぜひ見に来てほしい」と話しています。
「夏そばの花」は、今月いっぱい楽しめるということです。