来年、春のセンバツにつながる秋の高校野球は、聖光学院が福島県大会決勝を制し、3年連続で王者に輝きました。また、東北大会出場をかけた3位決定戦は、劇的な幕切れとなりました。
1日、ヨークいわきスタジアムで行われた聖光学院対光南の決勝戦。聖光は1点をリードし迎えた3回表。ノーアウト満塁と追加点のチャンスで7番・キャプテンの佐藤!「仲間の応援が打たせてくれた」と、頼れるキャプテンの一打で聖光がリードを3点に広げます。
対する光南は、5点を追う6回ウラ。7番西野がセカンド強襲のタイムリーヒットを放ち、意地を見せます!
その後は、聖光の先発・古宇田が緩急をつかった気迫あふれる投球で光南打線を寄せつけず、9回2失点の完投勝利。聖光学院が9対2で光南を下し、3年連続17回目の秋の頂点に立ちました。

聖光学院・古宇田烈投手「自分たちは力の無いチームであったので、優勝できたのは本当に感極まる部分もありますし、こういう結果になると思っていなかったので正直びっくりしている部分もあります」
聖光学院・斎藤智也監督「序盤から良い形で選手たちが攻撃してくれたなと思いますね。さらに高い険しい山になりますが、そこのレベルにまたかみ合うように攻撃陣のレベルをあと半月間で上げていきたいと思っています」