「名義を貸してほしい」などという嘘の電話を信じ、福島県福島市の女性が現金1700万円あまりをだまし取られました。
なりすまし詐欺の被害に遭ったのは、福島市に住む60代の女性です。福島警察署によりますと、今年7月、女性の自宅に「介護施設入所に関して名義を貸してほしい」などと電話があり、女性はそれを承諾しました。
すると、今度は別の男から「名義貸しは犯罪。弁護士費用がかかる」などと電話があり、話を信じた女性は9月上旬までの間、複数回に分けて、あわせて1720万円をだまし取られました。
警察は、電話で現金を要求された際には詐欺を疑い、家族や警察に相談するよう呼びかけています。