8月1日の福島県内は大気の状態が非常に不安定で、各地で激しい雷雨となり、停電や鉄道の運休など影響が出ています。

1日の県内は、上空に寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定で、未明から激しい雷雨となったところがありました。

小枝佳祐記者「建築現場の足場が一面横倒しになっています」

喜多方市塩川町の建設現場では、足場が崩れる被害がありました。

交通機関にも影響が出ています。JR東北本線や水郡線などが始発から運転を見合わせるなどの影響が出ました。

水郡線を利用する高校生「午前7時15分の電車に乗る予定だったのが今まで遅れてしまっていて、1時間半とか2時間くらい待っている」

また、東北電力によりますと、郡山市や田村市を中心に県内では一時およそ8200戸で停電が発生しましたが、現在は復旧しています。

県内では1日夜遅くにかけて、雷を伴い1時間に40ミリの激しい雨の降る所がある見込みで、気象台では、土砂災害や川の増水などに注意を呼びかけています。