原発事故の避難者が東京電力を訴えた裁判で賠償が確定したことを受け、東電は5日、原告に対し「人生を狂わせ、取返しのつかない被害を及ぼした」と、初めて謝罪しました。

この裁判は、浜通りに住んでいた200人あまりが、東電を訴えたもので、今年3月に東電の賠償が確定しました。

これを受けて、東電は5日午後に原告と面会し、謝罪しました。

東電・高原一嘉復興本社代表
「みなさまの人生を狂わせ、心身ともに取返しのつかない被害を及すなど、様々な影響をもたらしたことに対し、心から謝罪をいたします。誠に申し訳ございません」

原告団によりますと、集団訴訟の判決を受けて東電が謝罪するのは、初めてのことです。

原告団の早川篤雄さんは、自身の心情について「複雑で一言で表すことはできない」とした上で、東電に対し「事故を防げなかった原因と責任について、究明する努力」をするよう求めました。