全国でも珍しい「移動する自動販売機」が、福島県二本松市でお披露目されました。販売するのは「牛肉」です。
平岡沙理アナウンサー「冷凍のお肉が買える自動販売機。実はこれ、見てください!動くんです!」
軽トラックと冷凍の自動販売機が一体化されたその名も「移動する自動販売機」。二本松市で黒毛和牛などの飼育や加工・販売を手がける「エム牧場」が、地域貢献などを目的に開発しました。

移動する自販機は、無人販売による人件費節約や、オフシーズンの場所に自販機を設置する無駄がないため、賞味期限切れの在庫の発生を少なくすることができ、市場より2割から3割ほど安い価格で販売できるということです。

この日は、二本松市の三保市長をはじめ、多くの人が買い求めていました。
エム牧場・吉田和社長「(今は)物価高、全てが高い中で、子どもからお年寄りまで安いお肉を腹いっぱい食べて頂きたいという思いで作りました」
「移動する自動販売機」は、7月25日までは「勢州屋二本松店」に、29日には二本松市の市民交流センターに設置され、今後は二本松市をメインに、様々な場所やイベントで活用していくということです。
