サッカー明治安田生命J3リーグの福島ユナイテッドFCは18日、クラブのテクニカルダイレクターに、元Uー23日本代表監督の関塚隆氏が就任したと発表しました。

関塚氏は、千葉県出身の62歳。これまでJ1の川崎フロンターレなど多くのJリーグクラブで監督を務めてきた他、2012年にはUー23日本代表の監督としてロンドンオリンピックでチームを44年ぶりのベスト4に導きました。

今後、関塚氏はテクニカルダイレクターとして、ユナイテッドの選手補強や監督への助言などクラブのアドバイザー役を担います。

また、ユナイテッドは12日に退任した服部年宏前監督の後任として、暫定的に指揮をとっていた依田光正監督が正式に就任することも発表しました。

ユナイテッドはここまで5勝10敗3引き分けで18位と大きく出遅れていて、依田新監督と関塚氏が低迷するチームを立て直せるか、その手腕が注目されます。

【関塚隆テクニカルダイレクター コメント全文】
このたび、福島ユナイテッドFCのテクニカルダイレクターに就任いたしました関塚隆です。
一番に依田監督をはじめスタッフ、選手たちを最大限にサポートし、持っている力を発揮してもらえるように努めてまいります。これまでのサッカー人生で培った知識や経験を遺憾無く発揮し、鋭意努力の精神でクラブの成長のために尽力いたします。
また、福島ユナイテッドFCは全60クラブあるJリーグの中でも農業部を通じて地域の課題解決に取り組む特別なクラブだと認識しております。Jクラブとして社会に求められる活動を継続されていることにも共感を覚えております。
サッカーを通じて地域の活性化を実現できるよう、クラブおよびチームとして一体感を持って福島のために戦ってまいります。

【依田光正監督 コメント全文­­­­­­】
福島ユナイテッドFCに関わるみなさま、いつも応援していただきありがとうございます。
服部監督を一番近くでサポートしてきた身として責任を感じています。
現状を変えるため、選手、スタッフ、クラブと一体になり、ポジティブでアグレッシブなサッカーをしていきます。
ファン、サポーター、クラブに関わる全てのみなさま、今まで以上に繋がりタオす「福島スタイル」で、ともに戦ってください