高校野球にまつわる気になるデータが19日に発表されました。
高校野球といえば「丸刈り」のイメージが強いですが、現在、丸刈りを規定としている学校は少なくなっています。
日本高野連が今年、全国の加盟校およそ3800校を対象に行った調査によりますと、「部員の頭髪の取り決め」について「丸刈り」と答えた学校は26.4%と全体の4分の1程度で、前回5年前に行われた調査の76.8%から大きく割合を減らしています。このことから、高校野球でよく見られた厳しい規律は緩和されている傾向にあることが分かります。

一方で「部員不足」という問題も浮き彫りになっています。
前回までは「40~59人」が最多でしたが、現在は「20~29人」が最多の21.0%で、部員が30人未満の学校が半数以上を占めているということが分かりました。

部員の減少は、少子化や他のスポーツの人気向上など様々な要因がありますが、7月から行われる夏の大会が人気浮上の一つのきっかけになるような盛り上がりを見せてほしいと期待します。