東北地方は11日に梅雨入りが発表されました。この梅雨入りに関する疑問を解決するため、気象台を訪ねました。
佐藤玲奈アナウンサー「寺本さーん、何しているんですか?」
寺本卓也気象予報士「気になっていることがあるんですよ。きのう梅雨入りしたじゃないですか。それがなぜなのか、深掘りしにいきましょう!」
訪れたのは、福島市にある福島地方気象台。12日に移転し、すべての部署が1フロアに入る開放的な空間になりました。晴れていれば、吾妻山も望めるそうです。
福島地方気象台次長・小田嶋孝一さん「天気予報をこの部屋で作って発信しております。」
在籍する4人の予報官が交代で勤務にあたる予報現業室。東北地方を管轄する仙台管区気象台と連携しながら、天気予報や防災情報を作成し、私たちに届けてくれています。
さっそく、あの疑問をぶつけてみます。
寺本気象予報士「なぜきのう(11日)梅雨入りが発表されたのか、晴れマークが週間予報で多かったので伺いたい」
福島地方気象台次長・小田嶋孝一さん「きのうは一日中雨という天気だったので、きのうを逃すと梅雨入りのタイミングがなかなか計れない事情があった。梅雨は季節の移り変わりなので数日の幅を持っているといわれている。だいたい今頃が梅雨入りだねと考えてもらえれば」
そして気になる、今年の夏の暑さについては…。
小田嶋さん「湿度が高い分、気温がそんなに高くなくても暑さを感じるので、我慢をせずに工夫をして熱中症にかからないように過ごしていただきたいと思います」
今年の夏は平年並みに暑いということで、引き続き気象台からの情報をこまめにチェックする必要がありますね。










