空のF1とも呼ばれるレッドブル・エアレースが終了して4年。
世界チャンピオンになった室屋義秀選手らが中心となり、新たなエアレースの世界大会が開かれることになりました。
新しいエアレース「エアレースX」を立ち上げたのは、2017年のワールドシリーズでアジア人初の年間総合優勝を果たした室屋義秀選手と、2017年年間総合3位のカナダのピート・マクロード選手。そして、2019年のワールドシリーズで年間総合優勝を果たしたオーストラリアのマット・ホール選手の3人です。

レッドブル・エアレースの終了から4年。エアレースXは、国際レースの復活を切望してきた選手たちが自ら立ち上げる大会です。
エアレースXは、AR(拡張現実)など新しいデジタル技術を駆使して行われる新しいスタイルのエアレースで、選手たちは実際に飛行し、現実の空に現れる仮想のパイロンを通り抜けてその正確性とスピードを競います。
エアレースXは、今年10月に開催される予定で、ホームのふくしまスカイパーク(福島市)で開いた会見で、室屋選手は将来的にはリアル開催も目指したいと話しました。
