福島県南相馬市で起きた強盗殺人未遂事件で、被害者の男性の名前が載っていたとされるいわゆる「闇リスト」。どういったものなんでしょうか。

福島県警の元警察官で危機管理コンサルタントの関根篤志さんによりますと、犯罪組織はインターネット上で使用したクレジットカードの情報などを違法に抜き取り、名簿を作成している可能性があるということです。

名簿は一つではなく、全国各地に存在しているとみられています。

実は、無数に存在するといわれる闇リストには、誰にでも掲載されている危険性があるそうなんです。

関根さんによると、クレジットカード以外にも名簿業者から住所や氏名を買い取っているケースもあるということです。

現在、名簿業者を厳しく規制する法律がないことから、こうした「闇リスト」の存在を自分事に捉えて個人情報を慎重に扱うことが重要です。