市が水位上昇確認、3分後に消防に通報
当日の経過を時系列でみると、午前5時35分、いわき市にレベル3大雨警報が発表されました。7時44分には、市道の脇に設けられたセンサーが水位の上昇を感知し、市の小名浜支所がパトロール車に現地確認を指示します。消防に通報があったのはわずか3分後の7時47分、消防に「車が水没している」という通報がありました。8時8分、パトロール車が到着。排水ポンプの稼働を確認し、現場を通行止めにしました。8時11分、いわき市にレベル4大雨危険警報が発表されました。8時13分、消防隊員が到着し、潜水作業。40代の女性は自力で脱出しました。8時49分、もう1台の車の中にいた60代女性を隊員が救出。心肺停止状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。消防への通報からおよそ1時間が過ぎていました。

このアンダーパスは、県内に121か所ある冠水が発生しやすい「注意箇所」のひとつで、道路には、水の深さを知らせるラインが引かれていました。アンダーパスでは当時、1分間にあわせて6.3トンを排水できる2台の排水ポンプが稼働していましたが、排水先の近くの川の水位が上昇したため適正に排水されなかったということです。










