次世代エネルギーの「水素」で、福島から福岡までをつなぐ「水素大動脈構想」。水素社会の実現へ、関係者が福島県内の取り組みを視察し、意見を交わしました。
日常的に使う乗用車から、大型トラックまで走らせる次世代エネルギーの「水素」。8月、水素社会の実現に取り組む協議会の関係者が、本宮市の水素ステーションを視察しました。いま注目を集めるのが、福島から福岡までを水素でつなぐ「水素大動脈構想」。各地をつなぐ主要幹線道路に水素ステーションを整備することで、水素トラックを集中的に導入し、安定した需要を生み出そうと掲げられています。
日本エア・リキード 水素エネルギー事業部・島田和明事業部長「ここのステーションは、主要の設備を2つずつ置く、2系統と我々言っていますが、冗長性を確保することで、片方がメンテナンスで止まっている時も、もう片方で運営できる」
現在、県内では本宮市のほか、郡山市やいわき市など5か所に固定型のステーションが整備されています。ステーションでは、関係者が設備を視察しながら取り組みなどについて理解を深めました。このあと、郡山市では意見交換会が行われました。
経済産業省 資源エネルギー庁水素・アンモニア課 笠井康広課長「供給、利用の拡大とコストの低減の両面に取り組んでいく必要があると、このように認識をしているところであります」
検討会には、関係する国や自治体、企業が参加し、今後取り組むべき課題などについて意見を交わしました。
JH2A・佐藤恒治共同会長(トヨタ自動車副会長)「各地方のそれぞれのモデルというのを確立していくことで、多くの都市が、どのパターンが自分の都市に近いモデルなのかというのを示せるようにして、日本全体にこの大動脈の考え方を広げていく、そんな動きがとれるといいなと、今日の場では思いました」
協議会では、今後も水素社会の早期実現に向けた取り組みを進めていくとしています。











