拘禁刑導入後の刑務所はどのように変化しているのか。刑事政策を学ぶ福島大学の学生が刑務所を訪れ、職員たちと意見を交わしました。
受刑者が運動の時間に使う卓球台や囲碁が置かれた講堂。現在、男女あわせておよそ1100人が収容されている福島刑務所。6月30日、刑務所の取り組みなどを学ぼうと訪れたのは、福島大学で刑事法を学ぶ学生およそ20人です。
この取り組みは、学生に刑務所の現状や職員への理解を深めてもらおうと刑務所と福島大学が協力し、去年から行われています。学生たちは、はじめに刑務所内を見学。週に3回入る浴場などを見てまわりました。
職員「全員が15分で素早く(入浴を)終われるように、更衣室も2つある。1つの更衣室に終わった人が入ったら次の工場(の人)は脱いで待っている」
その後、学生と刑務所の職員との意見交換が行われ、中では去年導入された「拘禁刑」について話し合われました。
学生「収容年数などによって(受刑者の)作業の様子に変わりはありますか」
職員「今の拘禁刑で変わってきていて、班長なり役職に付いた人は普通に話ができたり、仕事に対しての会話をしたりする場面も増えていく」
また、刑務所内の衛生面や依存症の受刑者への対応についても質問があがり、参加した学生は、職員の話に熱心に耳を傾けていました。
学生「拘禁刑に変わってから受刑者の自主性が重視されている、工夫されていると感じた」
学生「私も公務員を志望しているので、今回の職員さんの話だったり細かいことを自分の公務員としてのあり方に活かしていきたい」
福島刑務所では、今後もこうした学生との交流を続けていくことで、学生には犯罪対策などに対する理解を、また職員には社会が刑務所に求めている期待を理解し勤務に生かしてほしいとしています。










