寒さと幸せを体全体で感じる新春の風物詩です。
福島県いわき市では、新婚の花婿に冷たい水をかけ無病息災を祈る「水祝儀」が12日に行われました。

気温5度のなか、桶を担いだ男たちが一斉に水をかけます。
いわき市沼ノ内地区で400年以上続く「水祝儀」です。

【水津記者】
「桶を手に取るのは基本的に独身の男性たち、ターゲットを狙っていきます」

冷たい水をかけられるのは新婚の男性たち。今年は4人が冷たいご祝儀を浴びました。
地元出身の四家哲人さんは婚姻届けを出したばかりです。
妻の美風さんは、結婚するまでこの行事を知らなかったといいます。

【美風さん】
「(水祝儀を)先々週ぐらいに聞いた。こんなに寒いのによくやるなと思った。頑張れ!頑張ってください」

水をかける「桶取り」と呼ばれる男性4人は、花婿をわざとじらします。
そして新婚の四家さんにも冷たい水が3回に分けてかけられ、最後は豪快に頭から浴びて儀式は終了しました。

【四家哲人さん】
「寒いです。今年も一年健康に過ごせるように妻と一緒に頑張ります」

参加する若い人は年々少なくなっているということですが、区長さんは、これからも「水かけ祭り」を長く続けていきたいと話していたということです。