福島県のJR郡山駅前で、渋滞の解消に向けて行われていた社会実験の結果が公表され、混雑の緩和に一定の効果があったことがわかりました。
郡山駅西口は一般車両の乗り降り場が少なく、駅の利用者を送迎する車で渋滞が発生し、問題となっています。このため、市は11月、タクシープールの一部に臨時の乗り降り場を設け、混雑の原因を検証する社会実験を行いました。
25日、椎根健雄市長が、その結果を公表し、渋滞の長さが半分ほどになったことを明らかにしました。これまで150メートルあった渋滞の長さが、実験中は70メートルほどに短くなったということです。また、1台あたりの利用時間も短くなり、マナーも向上したとしています。

椎根健雄市長「不法駐車や長時間駐車が少なくなるなど、利用マナーが向上した結果であるものと考えております」
市は、実験の結果を踏まえて計画を作り、再来年度に改修工事を終える予定です。










