全市町村に聞いてみた

TUFが各自治体に取材したところ、おこめ券を「配布する」と回答したのは磐梯町のみでした。「配布しない」または「しない方向で検討中」と答えたのが25市町村、そのほかの33市町村はまだ「検討中」とのことでした。

まず「配布する」と答えた磐梯町では、すでに町独自のおこめ券を65歳以上の高齢者のみの世帯に配布していて、今後、同様のものを18歳以下の子どもがいる子育て世帯に配布する予定なので、交付金をその財源に充てたいということでした。

一方で、「配布しない」または「しない方向」で検討中と答えた自治体が理由として多く挙げたのは
・コメ農家が多いため、おこめ券の需要が少ない
・配布したおこめ券を使える店が自治体の中にない
・配布するための事務作業に手間がかかる

などです。

では、おこめ券の代わりにどういったものが給付されるのでしょうか?