仕事と家庭の両立を応援する上司、通称「イクボス」。この取り組みの一環で、4日、福島県の内堀知事が福島市の企業を訪問し、関係者と意見を交わしました。
内堀知事が訪れたのは、古紙のリサイクルや産業廃棄物の処理を行う「こんの」です。県では、男性職員の育休取得率が100%を達成しましたが、民間企業では、4割あまりにとどまっています。こうした状況を改善しようと、内堀知事が自ら企業側の意見を聞く、「イクボス対話」が初めて行われました。
こんの・紺野道昭社長「うちの社員の子どもの数が多いんです。社員とヒアリングすると、安心して子育てができる会社だと最大の褒め言葉をもらって」
この会社では、学校のPTA活動を研修扱いにできる制度もあり、内堀知事はその内容に関心を示していました。










