福島県二本松市の保育園で、元園長から虐待を受けたとして、当時の園児やその保護者が損害賠償を求めている裁判で、4日、保育園の元園長への尋問が行われました。
この裁判は、二本松市の保育園に通っていた園児らが、2016年から20年にかけて、元園長から体罰や暴言などの虐待を受けたとして、元園長や二本松市などに損害賠償を求めているものです。
4日は、元園長や当時の市の担当者への尋問が行われ、元園長は「原告らにはいろいろなことを教えるべき時期でしつけの一環として対応した」と述べました。
また、市には問題が発覚する1年以上前から虐待に関する相談が寄せられていましたが、裁判で、当時の担当者は、「虐待を予見できなかった」と述べました。裁判は、来年2月に結審する見通しです。










