今年、福島県内で発生したSNSを使った投資やロマンス詐欺の被害額は約12億円で去年の同じ時期と比べて1億円以上増えていることが分かりました。

「SNS型投資・ロマンス詐欺」は、SNSを使ってうその投資話を持ちかけたり、恋愛感情を抱かせたりして金をだまし取るものです。

県警察本部によりますと、今年10月末までの県内の被害額は、12億円あまりに上りました。

去年の同じ時期と比べて約1億8千万円増え、件数も99件と10件多くなっています。

年齢別では、50代の被害が全体の2割と最も多く、30代から50代が半分以上となっています。

県警は、SNSやアプリで知り合った相手からお金の話をされたらまず詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。