冬の足音が聞こえる中、まもなく、福島のウィンタースポーツのシーズンがやってきます。国内最大級のスキー場「ネコママウンテン」で、今シーズンの安全が祈願されました。

平岡沙理アナウンサー「きょうの北塩原村は、小雨が降っていて、風もあるので凍えるような寒さです。もうゲレンデにはうっすらと雪が積もっていて、まもなく始まるスノーシーズンを前に期待が膨らみます」

国内最大級のスキー場「星野リゾートネコママウンテン」。21日は、まもなく始まるスキーシーズンを前に、北塩原村側にある北エリアで安全祈願祭が行われ、関係者が玉ぐしを捧げて今シーズンの安全を願いました。

昨シーズン訪れた人はおよそ22万人で、今年2月の大雪が災害級だったため、その前のシーズンよりも6000人ほど減少したということです。気象台によりますと、この冬の雪の量は平年並みか多くなる見込みで、関係者は災害にならない程度の雪を期待しています。

さらに、今年からは、アメリカやカナダなど世界70か国以上の有名スキー場で使えるシーズン券「アイコンパス」が使用可能になったため、北米からのインバウンド客にも期待ができるということです。

星野リゾート磐梯事業所総支配人・森本剛さん「福島県に裏磐梯エリアにお越しいただけるのではないかなと期待していますので、スキー場だけではなくて地域のホテルであったりだとか、飲食店も含めて賑わいのある地域、エリアになってくるのではないかと思っています」

ネコママウンテンの今シーズンのオープンは、北エリアが11月29日、南エリアが12月13日の予定だということです。