コメの生産について政府は、増産する方針から一転して減産する方針を示しました。わずか2か月あまりでの方針転換に、福島県の内堀知事はバランスの取れた政策を求めました。
石破内閣では、価格の高騰が続くコメについて事実上の減反から増産に舵を切りました。ところが、高市内閣で就任した鈴木農林水産大臣は「需要に応じた生産が原則で、増産し続けるのは現実的に厳しい」として、減産の方針に転じました。
これについて、内堀知事は27日「消費者がコメ離れを起こさない適正な価格が重要」とした上で「生産者が未来に向かって、希望を持って継続できる農業を構築する、若い世代にこれからも積極的に参入してもらえるバランスの取れた米価政策が何よりも重要」と話しました。
また内堀知事は県のブランド米について今後も幅広い施策を展開する考えを示しました。










