福島県内で確認されたインフルエンザの感染者が、1医療機関あたり1人を超え、流行シーズンに入りました。去年よりも1か月早いということで、県が注意を呼びかけています。
県によりますと、10月12日までの1週間で確認された県内のインフルエンザの感染者は、1医療機関あたり1.17人で、前の週よりも0.38人多くなりました。
地域別にみると、相双が3.33人と最も多く、次いで郡山市が2人となっています。1医療機関あたり1人となるのが、流行が始まる目安とされていて、去年よりもおよそ1か月早いということです。
流行シーズンに入ったことに加え、この先、年末にかけて感染者が増える傾向にあることから、手洗いやマスクの着用といった対策を呼びかけています。