暖房器具を使う際には、どんなことに注意しなければいけないんでしょうか。

年間およそ100件の火災原因の調査をしている、郡山消防本部の渡辺さんに聞きました。
原因の中には、ペットがこたつに入ることで起きたものもあるといいます。

郡山消防本部予防課火災調査係・渡辺裕さん「ペットのイヌやネコが布団カバーを入る際に動かしてしまって、ヒーター部分に接触して火災になる事例も中にはありますので、可燃物との距離や定期的な清掃は気を付けていただければなと思います。基本的には使わない時は出かける時、寝る時は必ず暖房器具は消すように心がけていただければなと思います」

また、ファンヒーターの場合、「温風の吹き出し口にも注意が必要だ」と渡辺さんは話します。

郡山消防本部・渡辺さん「整髪料とかのスプレー缶を温風の吹き出し口近くに置いてあって、温度で破裂してしまってさらにストーブの火に引火して大きくなってけがをしたという事例も年に少なからずありますので、近くに燃えるものを置かないという部分は気を付けてほしいなと思います」