福島県会津若松市の漆器店では、漆工芸の技法のひとつ、蒔絵(まきえ)を使った年賀状作りが最盛期を迎えています。
きらびやかな輝きの中で映える来年の干支「ウサギ」。
会津若松市の関漆器店では、漆工芸の技法のひとつ蒔絵を使った年賀状作りがいま最盛期を迎えています。
蒔絵の年賀状は「シルクスクリーン」という技法が使われていて、何度も漆を重ね塗り、その都度、金属粉をまぶすことで上品な輝きを作り出します。
価格は1枚あたり660円から990円で、はがき1枚が完成するまでに1週間ほどかかるということです。
関漆器店・関盛夫社長「蒔絵の年賀状は『1枚の絵』なんです。ぜひ飾っておいたり大事な人に贈ってほしい」
蒔絵の年賀状作りは、12月中旬まで続きます。