サッカー・ワールドカップで熱戦が続く中、日本代表の帯同シェフを務める西芳照さん(福島県南相馬市出身)の店では、選手に提供される食事を「弁当」として販売していて、人気を集めています。
日本対コスタリカ戦を応援しようと昨夜、福島市ではパブリックビューイングが行われました。試合は惜しくも敗れてしまいましたが、決勝トーナメント進出に向けて、次のスペイン戦に望みをつなげます。
観戦した人「ドイツ戦みたいに結果は全然分からないので、頑張ってほしい」
観戦した人「きょうは勝ってブラボー言うために来たけど残念な結果になって、次回ブラボー言えるような試合をしてほしい」
ワールドカップに合わせ、人気を集める弁当が福島県いわき市にあります。
関根佑記者「こちらのお店では、サッカー日本代表がカタールで食べているものと同じメニューを堪能することができます」
それが「サッカー日本代表応援弁当」です。

店のオーナーシェフを務めるのが、日本代表の専属シェフ・西芳照さん。
西さんは、2006年のドイツ大会からワールドカップに帯同し、今回も選手たちの胃袋を支えています。
応援弁当には、実際に選手に出される料理が盛り付けられていて、西さん特製のソースがかかったハンバーグや県産のサンマを使ったつみれ汁が提供されます。
また、試合後に選手たちが食べると言われている「NISHI’sカレー」もこちらの店で味わえるということです。

NISHI’sKITCHEN・松本洋子さん「(西シェフから出発前に)サッカー日本代表が食べているメニューと同じものをお客様に召し上がっていただいて、一緒に応援していただくようにということでよろしくお願いしますというお話をされた」
日本代表の味を求めて、コスタリカ戦が行われた27日も多くの人が店を訪れていました。
応援弁当を食べた人「とってもおいしいです。応援する気持ちがもっと盛り上がってきた」
NISHI’sKITCHEN・松本洋子さん「おかげさまでたくさんのお客様が来てくださっているので、忙しくバタバタと営業させていただいて大変ありがたい」
応援弁当をはじめとしたこの特別メニューは、日本代表が勝ち残る限り、提供されるということです。
西さんは、福島県産の食材もカタールに持参しているということです。