福島県喜多方市の漆器店ではいま、会津特産の桐の木くずを使った干支の人形作りが最盛期を迎えています。
かわいらしい表情を見せる来年の干支のうさぎ。
喜多方市にある木之本漆器店でいま、最盛期を迎えているのは、干支の人形作りです。
この人形は、会津特産の桐の木くずや、喜多方ラーメンの小麦粉を練り合わせて作られていて、今年は15種類あるということです。
形を作って1週間ほど乾燥させたあと、蒔絵で使う細い筆で色を付けていきます。
なかでも、うさぎが幸福を願う人形が人気があるということです。
木之本漆器店・渡部千晶さん「表情や仕草が癒されるような表現をしているので、温かい気持ちになってほしい」
作業は年末まで続くということです。