7日に行われる福島県いわき市長選挙で、若者の参加を促すため、投票所では3日、学生が自ら「立会人」となって啓発活動を行いました。
期日前投票所で投票立会人をしているのは、東日本国際大学の2年生・吉川萌呈奈(もでな)さんです。吉川さんは、投票が公正にされているかどうか、真剣な表情で確認していました。
東日本国際大学・吉川萌呈奈さん「1日目参加してみて、人が思ったより多かったなと思ったが、若い世代が少し少ないなと思ったので、本当に少しでも若者の投票率が上がったらいいなと思います」
いわき市長選挙では、前回、20代の投票率がおよそ28%と低迷していて、選挙管理委員会では、こうした取り組みを通じて、投票率を上げたい考えです。
いわき市選挙管理委員会・坂本智彦さん「いわき市の政治のリーダーを決める大事な選挙なので、一人でも市民の方には投票所に足を運んでいただきたいと思っています」
いわき市長選挙は、届け出順に、現職で2期目を目指す内田広之さん、新人で元衆議院議員の宇佐美登さん、前のいわき市長の清水敏男さんの3人が立候補しています。

期日前投票は6日まで市内17か所で行われていて、7日に投開票されます。