「あなたの保険証が病院で不正に使われた」などとうその話を信じ、福島県郡山市の70代の女性がおよそ2700万円をだまし取られました。
なりすまし詐欺の被害にあったのは、郡山市の70代の女性です。警察によりますと、6月27日「あなたの保険証が病院で不正に使われた」などと、保険局の職員を名乗る人物から女性の自宅に電話がありました。
その後、女性は警察官や検察官を名乗る人物からメッセージアプリで「あなたの口座内のお金を調べる。暗号資産を購入し送金する必要がある」などと言われ、話を信じた女性は暗号資産2720万円分を送金し、だまし取られました。
警察は、「警察官がSNSを使って連絡を取り合うことや金銭を要求することはない」として、注意を呼びかけています。