遺伝子検査のほかにも、自分の身体の状態を知るため、3ヶ月に1度、採血検査を実施しています。そして採血検査の結果を基にスポーツドクターによるフィードバックが行われ、それぞれの選手に最適な栄養摂取につなげています。

このような取り組みで飛躍的に体が大きくなったのがチーム1番の古株、吉田知樹選手です。入団前は細身でしたが、現在は当時より体重が10キロ増え胸板は厚くなり、がっちりとした体型に変わりました。


フィジカルが強化されたことで試合で相手に当たり負けしなくなったと吉田選手は話します。
吉田選手「高知戦に出てすぐアシストしたときは裏抜け出して、ボディフェイントじゃないですけど、そういうのでぐらつかずに、相手抜けたんで、良いアシストだったのかなと思います」
さらに屋外での練習ではドローンを活用した取り組みも。
ドローンで撮影した映像から選手間の距離やポジショニング、ディフェンスラインが揃っているかを分析し、より高度な戦術の構築を目指しています。

こうしたスポーツ科学を基に様々な取り組みを通して進化を続けるいわきFC。
サッカーを通じて「いわき市を東北一の都市にする」。
これからもいわきFCは観客の心を揺さぶる「魂の息吹くフットボール」でいわき市を盛り上げます。
【この特集は、2020年2月に放送したものです】