本来捨てられてしまう資源をより付加価値の高いものにして再利用する「アップサイクル」。この取り組みから生まれた商品を販売する全国初のコンセプトストアが会津若松市にオープンしました。
喜多方伝統の染型紙、「会津型(あいづかた)」で模様がつけられたバッグにハンカチ。
生地に使われているのは、使い終わった紙パッケージや間伐材で作られた糸です。これは、本来捨てられてしまう資源をより付加価値の高いものにして再利用する「アップサイクル」で生まれた商品で、25日、会津若松市に全国初のコンセプトストアがオープンしました。
TSUMUGI 瀧井和篤店主「我々この糸を、原料の回収から加工まで、すべて日本でやっているということから、メイドインジャパンで作っているサスティナブルな繊維ということで取り組みを進めてまいりまして」
店内では、全国の伝統工芸とコラボした商品を購入できるほか、資源を再利用して作られた糸で、機織り体験をすることができます。さらに…。
小枝佳祐記者「こちらでは、会津型の色さし体験ができるということなので、私もさっそくやってみたいと思います。それではよろしくお願いします」
再利用された生地を使った「会津型」のハンカチ作りをすることができ、スタッフの指導をうけながら、伝統技術を体験することができます。
この店では、地球環境のほか伝統技術の発信にもつなげていきたいとしています。
TSUMUGI 瀧井和篤店主「伝統とか地球環境というものを、気軽に体験したりとか、発信したりできる、そんな場所にしていきたいです」
商品は店舗のほか、インターネットで購入することができるということです。
