パソコンやスマートフォンを使って手続きができるキャッシュレスによる納税を推進しようと、福島税務署などが新たな取り組みを始めました。

この「キャッシュレス納付推進デー」は福島税務署と県、そして東邦銀行が源泉所得税などの納付の期限となっている10日、開いたものです。納税のために銀行を訪れた人を対象に、担当者がパソコンやスマートフォンによる納付の概要やシステムの操作方法などを説明しました。

キャッシュレス納付には、窓口での待ち時間の削減など多くのメリットがありますが、2023年度に福島県内で、国税をキャッシュレスで納付している割合はおよそ25%にとどまっています。

福島税務署・櫻井正浩署長「社会全体の効率化ということで、キャッシュレス電子手続きを推奨しておりますので、ぜひご利用いただければと思います」

税務署と県、金融機関が協同でキャッシュレス納付を推進する取り組みを行うのは、東北で初めてです。