2026年4月から、福島県を舞台にした大型観光キャンペーンが始まるのを前に、福島自慢の地酒のフェアが開かれました。開かれたのは福島駅、企画したのはJRの職員です。

平岡沙理アナウンサー「福島駅西口の改札を抜けると、そこで販売されているのは福島の新酒です」

JR福島駅で21日から始まったのは、「春の新酒フェア」です。福島市唯一の酒蔵「金水晶」や、酒どころ会津の清酒、そして、南相馬のクリームチーズの味噌漬けなど、およそ50種類が並びました。

このフェアは、福島駅に勤務する駅員など、JR東日本の職員が企画したもので、今回が初めての開催です。26年4月から福島県を舞台に国内最大規模の観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」が始まるのを前に、福島の魅力を多くの人に発信しようと開かれました。初日の21日は、駅の利用者などが立ち寄り、試飲をしたり、試食したりする人の姿が見られました。

地元の人「(岩手へ帰省する時に)何か買っていこうかなと思っていたんですけど、ちょうどあったので便利ですね」

JR東日本福島統括センター・鹿野友菜さん「日本酒が好きな方はもちろん、あまり知らないという方も今回蔵元の方がいらっしゃっているので直接お話を聞いて、魅力を知っていただけたらなと思います」

このフェアは、23日(日)までの3日間、福島駅の新幹線コンコースで行われます。