今年4月、福島市の松川地区の小・中学校を統合させて、新たに開校する松陵義務教育学校。開校を前に学校の校歌がお披露目され、作曲した大友良英さんが、子どもたちを直接指導しました。
会場に響きわたる、子どもたちの澄んだ歌声。歌っているのは、福島市松川地区の小・中学校の児童、生徒たちです。

福島市は、今年4月、松川地区にある松川小学校、金谷川小学校、下川崎小学校、松陵中学校の4校を統合し、新たに「松陵義務教育学校」として開校します。
この学校の校歌を作曲したのが、福島市ゆかりの音楽家・大友良英さんです。また、作詞は福島市出身の和合亮一さんが「美しい光り輝く未来に羽ばたいていってほしい」という願いを込めて書き上げました。
この日は、開校を前に校歌の合同練習会が開かれ、大友さんが子どもたちを直接指導し、大きな声で楽しんで歌うよう声掛けをしていました。

大友さん「すごいよくなった!多分もっと声出るからね、最後にもう1回でかい声出そうか。せーの!」「わー!!」
松川小学校6年・加藤結衣さん「すごく明るくて楽しい曲だと思った。大友さんと和合さんの気持ちも一緒に背負って大切に歌っていきたい」
松陵中学校2年・廣野創大さん「どんな世代、どこの地域でも歌い続けられる。楽しく歌っていきたい」
大友良英さん「和合さんの歌詞がここの地域のことを歌っているけど、特定の地域に当てはまらないようにも作っているので、すごくいいなと思ったので、それに沿ってオープンな開かれた歌になるように作りました。自分たちのものにしていってくれればうれしいです」
今回の校歌は誰でも簡単に歌えるように、メロディ部分が白い鍵盤のみで作曲されているということです。
子どもたちは校歌を通して、新しい学校生活に期待を膨らませていました。











