7日午前の会津若松市の映像です。県内は会津を中心に雪が降り続き、会津若松市内ではところどころで車の流れが滞っています。道路を走る車の上にも雪の山が。
強い寒気の影響で会津では大雪が続いていて、7日午後4時までの積雪は只見で285センチ、金山で235センチ、会津若松で121センチなどとなっています。このうち会津若松市と金山町は観測史上最大で、平年の4倍の積雪になっている会津若松市では除雪も追いつかない状況です。
会津若松市では7日午前4時ごろ、除雪をしていた75歳の男性が滑って転倒し、足の骨を折る重傷を負いました。
猪苗代町では。
阿部正輝記者
「猪苗代町内ところによっては人の倍以上の高さまで雪が積もっています。さらに風が吹くと積もった雪が巻き上げられ、非常に視界が悪くなります」
160センチを超える積雪があった猪苗代町では、降り続いた雪で町内を流れる川が流れにくくなり、水があふれ近くの県道が冠水しました。このため県道が約7キロにわたり通行止めとなっていて、町は通行止め解除を目指して除雪などの作業を続けています。
また県教育庁によりますと会津を中心に県内の小中学校と高校あわせて30校で7日は休校となりました。
気象台では引き続きあさってにかけて大雪による交通障害、建物や農業施設への被害、そして屋根からの落雪や着雪に注意・警戒するよう呼びかけています。
生活にも影響が出ています。
阿部正輝記者
「会津若松市内の農産物直売所です。今が旬の白菜やキャベツなども雪の影響で入荷が滞っています」
会津若松市内の農産物直売所「まんまーじゃ」では売り物の野菜や果物の仕入れが滞り閉店時間を繰り上げ7日は正午で営業を切り上げました。
しかし昼頃急な閉店を知らずに訪れる人の姿が。
買い物客
「旅館をやっているので、なるべく地場で獲れた食材を使った料理を出している。ちょっと痛いですね、残念です しょうがないんですけど」