福島と沖縄の絆を深めようと、30日、沖縄県の小学生が福島県猪苗代町を訪れ、地元の小学生と交流しました。

福島と沖縄の交流を目的として始まったこの取り組みは、沖縄の小学生が「さとうきび親善大使」として県内を訪れたもので、今年で10回目。今回は、沖縄県豊見城市立とよみ小学校の6年生が、猪苗代第二小学校を訪れました。
沖縄の児童は、地元の魅力について発表したあと、名産品のさとうきびをプレゼント。猪苗代の児童たちは、気候や街並みが全く違う沖縄の文化を興味深そうに学んでいました。

猪苗代の校庭は、一面真っ白な雪。外に出た児童たちは、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりして遊びました。初めて雪を見たという沖縄の児童たちは、雪がふぶく中でもはじける笑顔を見せていました。

豊見城市立とよみ小学校6年・大久保優菜さん「感動ですね。雪が吹いていて寒いけど、楽しいが勝つ」
豊見城市立とよみ小学校6年・大湾有恵さん「とてもふわふわしていて、ちょっと硬いのもあって、沖縄では触れない雪の感じがしてとても楽しい」
さとうきび親善大使の4人は31日は浜通りを訪れて震災について学び、2月1日の朝、福島空港から沖縄に戻ります。