震災後、福島県の浜通りなどで新しい技術や製品の開発に取り組む企業が、23日、これまでの成果を発表しました。

この発表会は、浜通りの新しい産業基盤づくりに取り組む「福島イノベーション・コースト構想推進機構」と県が開きました。浜通りでの起業を支援する「福島テッククリエイト」事業として認められた34の企業や個人が参加しています。

このうち、23日の発表では、東日本大震災をきっかけに研究を始めた石川県立大学発のベンチャー企業が、雑草からメタンガスを作る装置を紹介しました。

また、田村市に研究施設を置く企業が電子機器から出る電波で位置情報を追跡するするシステムを説明しました。

発表会は24日も開かれ、取り組みを通して浜通りの復興、福島の復興につながればと期待が寄せられています。